初期研修Program

初期研修医・レジデント


総合診療コース

研修方式 総合診療方式
研修期間 2年間
研修評価
  • 初期研修目標を常に把握するために、研修医は研修手帳を常時携帯する。
  • 基本的臨牀能力における行動目標(厚生労働省「臨床研修の到達目標について」に準ずる)は、各科をローテートする際、指導医とともに確認し、ローテート中もしくは終了時自己評価をするとともに指導医評価を受ける。達成できなかった項目や研修が不十分であった項目は、次のローテート科に指導医が申し送りをし、2年間の初期研修期間の間に達成していく。
  • 各科の行動目標は、各科をローテートする際、指導医とともに確認し、ローテート中もしくは終了時に自己評価をするとともに指導医の評価を受け、ローテート期間に到達することが望ましい。
  • 各行動目標は、指導医の研修手帳への署名を持って到達したとみなす。
  • 研修医は、毎年2月の研修管理委員会にて研修到達度についての総合的形成的評価をうける。
教育課程 1) ローテート概要
  • スーパーローテート方式を伝統とする当院では、研修医のそれぞれのキャリアプランに応じた自由なローテートが基本である。
  • 必修科は、内科6ヶ月、救急部門(救命救急・集中治療科1ヶ月、麻酔科2ヶ月)3ヶ月、地域医療1ヶ月からなる。
  • 選択必修科は2ヶ月で一般外科、小児科、産婦人科、精神科から1科1ヶ月以上2科を選択するが、スーパーローテート方式を伝統とする当院では選択必修科の4科をすべて選択することを推奨している。
  • 選択科は、内科、救急部門、地域医療、一般外科、小児科、産婦人科、精神科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、臨牀病理科、泌尿器科、形成外科、感染症科から構成されている。内科はすくなくとも1.5ヶ月以上、その他の科は1ヶ月以上のローテートとしている。必修科と選択必修科で選んだ科を再度選択が可能となっている。また、選択科の中でも救急外来で必須な整形外科、脳外科の研修を推奨している。
2) 研修体制
  • 内科各科では、受け持ち医として、患者を直接担当する。
    1年次は5名前後、2年次は10名前後を受け持つ。上級医と指導医とともにチームを組み、診療にあたる。救命救急センターや他科からのコンサルトに対して、コンサルトチーム(待機)のファースト(コンサルトを最初に受ける役目)として指導医とともに初期診療にあたる。各科の事情によるが、4から5日に1回程度、コンサルトチーム(待機)に入る。また、2年次に内科各科をローテートする時は、週1回半日の日中の救急外来を担当する。
  • 一般外科、脳神経外科、泌尿器科では、上級医について入院患者の診療にあたり、救命救急センターからのコンサルトにファーストとして対応する。整形外科、形成外科は、主に救命救急センターからのコンサルトにファーストとして対応する。
  • 小児科は、1ヶ月目は、入院患者の管理を指導医とともに担当し、2ヶ月目は、救急外来で指導医とともに救急患者の診療にあたる。産婦人科は、外来研修と救命救急センターからのコンサルトにチームの一員として対応する。
  • 皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科は外来で新患患者を指導医とともに診療し、救急外来からのコンサルトにファーストとして対応する。神経精神科は、外来で新患患者の診療を指導医とともに行い、入院患者を5名前後担当する。臨牀病理科は、組織診断報告や剖検レポート作成を指導医のもとで行う。放射線科、指導医とともにCT、MRIの読影を行う。感染症科は各科からのコンサルトに対応する。
  • 救急外来は、1年次の8月から副当直として開始される。
    月3回の当直を行い、1次から3次までのすべての救急症例を上級医、救命救急科の医師の指導およびカウンターサインのもと初期診療を担当する。
    2年次から正当直として診療にあたるが、上級医、救命救急科指導医と相談しながら診療にあたる。専門科へのコンサルテーションが必要なときは、各科コンサルトチーム(待機)をコールし、プレゼンテーションを行い、コンサルトを行う。
    研修期間を通じて、どの科をローテートしていても救急外来であらゆる疾患を経験する。救急当直明けは、必ず休養が義務づけられている。
    2年次に内科をローテート中は、週1回半日の救急外来日直を行う。