研修医・レジデント

理事長からのメッセージ

~3つの役割を果しながら地域に貢献する~

理事長 吉田象二

旭中央病院はわが国における代表的な自治体病院のひとつになっています。

当院は主として3つの役割を果たしています。まず第1は市民病院として市民の皆様の安心を担っています。24時間応需の救急医療がその中心になっており、今日では救急センターを訪れる患者は年間6万人を超えています。さらにはNICUを中心とした周産期医療センター、リハビリセンター、緩和ケア病棟も備えており、構内には老人保健施設、特別養護老人ホームを併設しています。
このように当院は市民に包括的医療を提供しているだけではなく、さらに介護福祉まで含めた幅広いサービスを行っております。

第2は半径30km以内診療圏人口100万人という広い診療圏をもつ「地域中核病院」としての役割です。そこには急性期の高度先進医療が求められています。当院では既に三次救急対応の救命救急センターを併設しており、ドクターヘリコプターによる患者の搬送もおこなっております。
また癌診療拠点病院にもなっておりPET-CTなどの高額医療機器を備えて実践にあたっております。さらには優秀な専門医をはじめスタッフを充実させて診療にあたっています。心臓手術、心臓カテーテル、各種癌の診断治療など高度の診療を行っています。

3番目は教育研修病院としての役割です。オスラー博士の「教育のない病院には発展性がない」、という言葉のもと、当院もはやくから教育に力をいれてきました。院内のカンファランスやCPCを多くしたりインターネットなどの教育環境を整えるのと同時に、グローバルスタンダードを身につけるため国内外から指導医を招聘し研修医や指導医の教育にあたってもらっています。
また国内および海外留学制度をつくって指導医や研修医の派遣を行っています。このような努力の結果今ではわが国において有数の教育研修病院の一つになっています。

さて時代は世界で類を見ない少子高齢化時代に突入し、まさに未知の世界に入っていきます。
我々はこれからの時代の地域医療のあり方を模索するとともに、自治体病院のあるべき姿を追求し、旭中央病院をわが国の代表的な病院としてさらに継続発展させていく予定です。
そしてまたこのことが地域全体の保健医療福祉の向上に大きく貢献できることを確信しています。

教育研修部長からのメッセージ

ロールモデルとなる圧倒的臨床能力を持った指導医

教育研修部長 塩尻俊明

症例数や経験手技・手術件数、検査機器の充実はもちろん大事ですが、初期研修プログラムで最も重要なことは、研修病院としてのいわゆるソフトである指導医の臨牀能力かと私は考えています。当院にはやる気を引き出し、向学意欲を引き立てることができる圧倒的な臨牀能力をもったロールモデルとなる指導医が揃っています。また当院では学閥がほとんどなく常勤医師の中には、当院での初期研修・後期研修を受けた後にスタッフになった内育ちの医師たちが多く、各診療科間での風通しが非常によく、各科にコンサルトしやすい環境があります。29年研修指定病院として研修医を受け入れてきた実績から、自分たちの後輩を教えることは当たり前だとも考えています。

そして何より、大学病院と比較しても、コモンディシーズを中心に幅広く対応できる総合臨床医から、高度な先進的治療をこなす専門医までさまざまな臨牀経験をもつ底力のあるスタッフたちがそろっています。こうした指導医たちのもと、豊富な症例数、充実したカンファレンス、1次から3次まで経験できる救急、自由でそして多彩なローテートといった環境のもと、皆さん一人一人のキャリアプランに応じた“旭ならでは”の研修が可能であると考えています。