研修医・レジデント

What's Happening Now?

Dr. Pahwaご夫妻の来院

Johns Hopkinsの内科よりAmit Pahwa先生をお迎えしました。Pahwa先生はInternal Medicine/Pediatricのjoint programで研修された後、内科の指導医となり、現在はhospitalistとして活躍されています。小児科の指導医である奥様も一緒に来院され、内科と小児科それぞれの科で、指導にあたって頂きました。小児科医である奥さんのTina先生にはHyperbilirubinemia in infantsや子供のAsthmaについて教えて頂き、旦那様のAmit先生には内科系のことについて教えて頂きました。症例検討では研修医の担当する症例、"A 65-year-old man with progressive dyspnea"について、大勢で討論しました。


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医学生のための旭中央病院見学会2014秋

6年生の病院見学、マッチングのための試験が終わり、下級生向けに秋の見学会が開催されました。今回も多くの皆さんにご参加頂きました。今回の見学会は更に旭の研修生活を深く知って頂くことを目的に、研修医向けカンファレンスに加え、研修医向けlectureにも参加して頂きました。また本日の昼食は研修医達が普段利用している院内のレストランでとって頂きました。「こんなにオシャレで美味しいレストランが院内に?!」と学生さんたちは感動していました。オシャレな空間で美味しいものを食べながら、研修医たちとゆっくりお話をして頂きました。カンファで頑張って発言してくれた皆さんには、塩尻教育研修部長からプレゼントも出ました。今日の体験から旭での研修をイメージして頂けたらと思います。


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Dr. Thavarajahの来院

Johns Hopkinsの腎臓内科よりSumeska Thavarajah先生をお迎えしました。日々のショートトークでは、Chronic Kidney Disease Management、Pregnancy and Renal Disease、Hematuria Workup、Nephrolithiasis、Basics of Dialysis Management等について、小グループでじっくりと教えて頂きました。また、当院の症例を用いての大勢での症例検討会では、"A 78-year-old woman with oliguria & dyspnea"というタイトルで、研修医のプレゼンの後に教育的コメントを頂きました。更に、一緒にいらっしゃった呼吸器内科の妹さんも交え、ICU等でベッドサイドteachingをして頂きました。


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GIM Intensive Review 2014

昨年まで鹿島で行っていましたGIM Intensive Reviewを、今年は東京国際フォーラムで2日間にわたって開催しました。開催場所が東京のためか、参加のお申し込みが定員をだいぶ上回り、各セッション会場はキツキツの状態となりました。それでなくても溢れている講師の熱気と参加者のやる気で、各会場は大変な状態に!1日目には北野夕佳先生、本郷偉元先生、鈴木富雄先生、小林裕幸先生、宇都宮雅子先生のセッションがありました。そして夜の懇親会も大いに盛り上がりました。2日目には徳田安春先生、池田正行先生、柴垣有吾先生、本田仁先生、当院の吉田、塩尻のセッションがありました。今年もオールスターキャストです!遠くからも多くの皆さんに勉強に来て頂けるよう、今後も東京での開催を予定しております!


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医学生のための旭中央病院見学会2014夏

5年生以下対象の病院見学会を開催しました。今回も全国様々な大学から多くの学生さんたちにご参加頂きました。中にはなんと3年生の参加者もいらっしゃり、意識の高さにビックリさせられました。塩尻教育研修部長のカンファへの参加、救急外来や医局の見学だけでなく、宿舎やスキルセンターの見学、そして研修医との内緒話と盛り沢山の一日を過ごして頂きました。皆さん遠くからありがとうございました!皆さんにとってrewardingな1日であったならうれしいです!


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1年次研修医のRetreat2014

4月に研修を開始した1年次研修医たち。気がつけばずいぶん月日が流れていました。この辺で一度今までの研修の振り返りが必要です。この日はシニアレジデント1年目の三角先輩、青木先輩をバスガイド(?)に、成田のホテルへ向かいました。1時間半ほどの研修の振り返りを二人の先輩たちの司会で行い、今後の研修について建設的意見を交わしました。そしてその後は、会場で合流した指導医達と一緒にお待ちかねのBBQ!という予定だったのですが...。あいにくの雨でホテルの宴会場でのブッフェパーティーとなりました。美味しい肉は並んでいたのですが...。できれば自分で焼きたかった...。


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Dr. Durandの来院

Johns Hopkinsの感染症科よりChristine Durand先生をお迎えしました。Durand先生は感染症の中でも特にHIV、hepatitis C、viral infections in transplant recipientsをご専門にされています。午前中のroundの他、午後には毎日小グループでHIVやherpesについて、双方向から話し合いのできるshort talkをして頂きました。また研修医から指導医まで大勢が参加してのcase discussionでは、"A 32-year-old man with abdominal pain turned out to be..."という題名で、当院の研修医が担当している症例について、皆で検討しました。大変興味深い症例を一緒に検討することができ、勉強になりました!


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南郷先生の来院2014

昨年度に続き、東京北社会病院から南郷栄秀先生をお迎えし、EBM勉強会を開催しました。今回はRCT(Randomized Controlled Trial)について勉強させて頂きました。前もってこちらでNew England Journal of Medicineから文献を選び、予習し、当日はそれについて討論しました。また更に南郷先生が用意して下さった資料を用いての討論も行いました。このように定期的なEBM勉強会を開催することで、当院研修医の意識も更に高くなっていると確信しています。今後も継続していきます!


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Dr.高寺の海外研修

小児科シニアレジデントの高寺侑先生がUCLAのMattel Children's Hospitalにエクスターン研修に行ってきました。前半の2週間は小児循環器科で、後半の2週間は小児血液腫瘍科で研修をしました。小児循環器科では主に外来を見学しました。どんな患者さんでもレジデントやフェローがまず問診・身体所見をとって症例を経験できている外来のシステムに、とても感銘をうけました。小児血液腫瘍科では主に入院管理を学びました。疾患が幅広く、腫瘍だけではなく、免疫不全やクローン病までみることができました。カンファレンスでじっくり議論がなされた上で、主にレジデントが中心になって活躍していたのが印象的でした。ほぼ毎日昼に小児科レジデントのカンファレンスが行われ、初期研修医時代に自分が塩尻研修部長の下でやっていたような臨床推論の勉強をしていました。間違ってもいいのでできるだけ積極的に発言するように頑張りました。休日には旭の先輩である松浦先生に野球観戦や人生初のゴルフなど様々なところに連れてって頂き、充実した毎日を送ることができました。英語に関してはしっかり準備したつもりでいましたが、ナチュラルスピードで話しかけられることが多く、リスニングにとても苦労しました。今後、もっと練習して仕事で使えるようにしていきたいと思いました。今回のUCLA研修では教育に力を入れ、レジデントが学ぶ環境を整えようとする指導医側と、積極的に研修に参加して知識や技術をできるだけ得ようとするレジデント側の両方からとても多くのことを勉強させて頂きました。今後の自分の研修や教育に活かしていきたいと思います。


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ERケースファイル2014①

東京国際フォーラムにて、今年度1回目のERケースファイルを開催しました。今回も全国各地から、大勢の皆さんにお申し込みを頂き、早めに募集を締め切らざるを得ない状況でした。それでも、どうしても参加したい方が当日急にいらしたりして、会場はキツキツの状態でした。頭痛、腹痛、右背部痛等、当院救急で実際に出会った症例を、参加者の皆さんには自分が当直の当番になったつもりで診断して頂きました。なんだか運送屋さん(?)まで来てしまいました。次々と訪れる患者さんの診察が終わった後は、情報交換の場でもある懇親会。将来一緒に救急当番をやる人も中にはきっといますね!


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堺フィジカルクラブの来院

堺フィジカルクラブ部長である、瀬戸内徳洲会病院の平島修先生をお迎えし、市立堺流呼吸器フィジカルの真髄を伝授して頂きました。今回のテーマは「見て、触れて、感じる呼吸器フィジカル」です。「楽しく、元気よく」がモットーの部活動。当日は床に体育座りで、活発に参加しました。ご存知のように当院の研修医たちはいつも元気一杯。みんなで大いに盛り上がりました。ひらしー先生ありがとうございました!次回の活動日が楽しみです!


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Dr. Modyの来院2014

今年もFreny Mody先生、Cyrus Mody先生ご夫妻がいらして下さいました。Freny先生には循環器での回診と、"Approach and Management of SYNCOPE"というtitleでのlectureをして頂きました。またjournal clubも開いて頂き、更に共同で行っているclinical researchについての打ち合わせにも、たくさんの時間を費やして頂きました。Cyrus先生には1年次研修医向けに神経系のphysical examinationを教えて頂き、lectureは"Epilepsy Primer"というtitleでお話頂きました。Mody先生ご夫妻には12年以上前から定期的訪問をして頂いており、また在LA旭中央病院同窓会幹部として、LAに研修に行くシニアレジデントのお世話もして頂いております。旭の研修の発展に大きく貢献して頂いている方々です。


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シニアレジデントプログラム説明会2014

昨年に続き、今年も当院シニアレジデントプログラムを紹介する場として、プログラム説明会を開催しました。2年次研修医にとっては進路を考える上で有益な情報収集の場となります。木曜の夜と金曜の夜の2日間にわたり、18部署からのプログラム案内がありました。2日目の夜は懇親会が行われ、実際にシニアプログラムで研修中の先輩から生の声を聞いたり、指導医と個別相談をしたりすることができました。旭のシニアレジデントプログラムの良いところは何かと問われれば、それはflexibleなところだと答えるでしょう。「これを勉強したい、こうなりたい」という夢があるならば、それを叶えるために出来る限りのsupportをします!「どうしようか、わからない」のであれば、道が見えてくるまで相談に乗りsupportします!プログラム?それはそれぞれに合わせて作れば良いと考えます。


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第12回ASAHIクリニカルセミナー

第12回目となるASAHIクリニカルセミナーを旭で開催しました。今年度は例年より1ヶ月早い開催ですが、多くの方からお申し込みを頂きました。2日間にわたるセッションは、神経所見、小児の気道確保、産婦人科の救急、熱中症への対応、Intern Report、Small CPC、腹部エコー、心エコー、尿所見、鑑別診断と盛り沢山なプログラムでした。また、1日目の夜には懇親会も開催され、参加者の皆さん、当院研修医、指導医と皆一緒に、大いに楽しみました。次回の開催は12月です!一緒に勉強したい方をお待ちしています!


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Dr. Chattergoonの来院

Johns Hopkinsの感染症科よりMichael Chattergoon先生をお迎えしました。感染症の中でも、特にご専門とされている分野はHIVとHCVで、最新の情報についてお聞きすることができました。また午前中は研修医たちと病棟での回診をして頂き、午後はshort talkもして頂きました。short talk では、Cellulitis、Diabetic foot infections、Bacterial pneumoniaなど、よくある感染症について色々教えて頂きました。大勢での症例検討では、"A 60-year-old man with loss of appetite, weight loss, and ..."というケースを研修医の宗Dr.が提示し、それについてコメントを頂きました。更に夕食では"Medicine"は"Science"であるか?"Art"であるか?という議論が研修医達と繰り広げられ、夜のdiscussionも昼同様に熱かったのでした!


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オリエンテーション2014&more

旭の新研修医は毎年、病棟への配属の前にintensiveなオリエンテーションを受けなければなりません。その中でも午前バージョン、夜バージョンと特に徹底的に勉強して頂くことは青木眞先生による感染症の勉強です。旭では合宿と呼ばれています!あっという間に30名もの新研修医の名前を憶えてしまう青木先生の熱意にお答えすべく、元気だけはある新人たち。"原則"の重要さが本当にわかるのは1年後の今日かもしれません。他にも院内講師や先輩研修医による採血等の練習で、毎日があっという間に過ぎて行きます。金曜の夜には各科ローテ―ションアピール大会を兼ねた歓迎会も行われました。そして週末は恒例の診療圏見学ツアー(バス遠足)に出かけました。お天気にも恵まれ、同期の仲間、先輩たちと交流を深めました。病棟debutは間もなく!


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平成26年度研修開始式

平成26年度の研修開始式が行われました。2年後君はどんな医師になっていたいのだろうか?それぞれが、不安と期待を胸に、未来の自分を思い描いてこの日を迎えたことでしょう。医師としての第一歩を踏み出す今日は、同時に社会人としての第一歩を踏み出す日でもあります。「気づかなかった」で済ませてはいけない大事なことは、見ようとすればきっと見えてくるはず、聞こうとすればきっと聞こえてくるはず、理解しようとすればきっと理解できるはず。当たり前の事ができるようになることが、医師としての成長、社会人としての成長に繋がります。TEAM AGHの新しい仲間たち、謙虚な気持ちを忘れず、共に磨き合い、成長していこう!
~Your journey begins here.~


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Dr.森本の海外研修 ~今度はAustralia!

昨年UCLAへ研修に行った森本先生が今年はMelbourneのRoyal Children's Hospital(RCH)のPICUで4週間の研修を行いました。うち前半2週間をcardiac ICUで、後半2週間をgeneral ICUで研修しました。cardiac ICUには毎日2-3例の心臓術後の患者が入院し、その中で一般管理や急変時の対応を学びました。general ICUでは当院でも見かけるような重症管理や心臓以外の術後管理、病態が難しく専門科が複数関わりながら管理しているものなど、様々な症例を通して重症管理を学びました。また合間でout reachという院内急変の初期対応や患者搬送を行うチームも見学しました。病棟では最も経験のあるconsultant、次にfellow、その下にsenior registrarとjunior registrarの主に4人で診療にあたり、病棟業務にあたらない期間は教育と研究を進めていました。臨床では日本同様、気道・呼吸・循環管理を徹底して確認・教育していました。また、非常に患者さんが多く、出入りが激しい中で、効率的に管理している印象が強かったです。他科との連携が非常にスムーズであり、お互いを尊重し、尊敬し合い議論する場面を目の当たりにして、RCHのPICUが長い歴史の中でその信頼を確立してきたことを実感しました。スタッフはみんな謙虚で教育熱心でした。彼らは様々な国から来ており、その中で活躍される日本人ドクターにも刺激を受けました。また、メルボルンの食事はおいしく、休日にはGreat Ocean Roadを見に行ったり、市場で買い物をしたりして楽しむこともできました。将来的に是非このように患者数が多く、cardiacもgeneralも同時に診ることができ、生活もしやすい場所で自分もトレーニングを積みたいと思いました。今回の研修は今まで関わりのなかった分野に関わる貴重な機会であり、これからPICUで研鑽を積む立場として非常によい経験となりました。研修に行くことを支援してくださった方々や研修先でお世話になった方々に心から感謝しています。


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平成24年度研修医の研修修了式

平成24年4月に研修を開始した研修医30名の研修修了式が執り行われました。2年間の研修を振り返り、3つの賞が例年通り発表されました。まず2年間で一番剖検数が多く、剖検率も高かった研修医に送られる最高剖検賞は渡辺翔Dr.に、次に先日の研究発表会で一番高評価を得た研修医に送られるベストプレゼンテーション賞は三角香世Dr.に、そして2年間を通しての指導医からの評価、看護師からの評価、AGH Residency Board Examinationでの評価を総合して、一番優れている研修医に贈られるベストレジデント賞は髙田秀人Dr.が獲得しました。続いて全国レベルで行われている基本的臨床能力評価試験での成績優秀者の表彰があり、金山健剛Dr.、谷彰一郎Dr.、中西智博Dr.がそれぞれ全国で12位、そして髙田秀人Dr.が全国で1位という結果を修め、吉田事業管理者よりたいへんありがたいご褒美が手渡されました。
朝よりは夕方、昨日よりは今日、今日よりは明日というほんの少しずつの成長は、2年をかけ、大きな成長となっていました。"Together, Everyone Achieves More"、で始まった研修は、"Together, Everyone Accomplished More"で一つの区切りを迎えました。さあnext chapter of your lifeには何が待っているのでしょうか?A new adventure to start, a new obstacle to overcome, a new challenge to face...。どこにいても、何をしていても、皆の活躍、成長を応援しています!


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Dr. Finucane & Dr. McKenzieの来院

Johns HopkinsよりDr. Thomas Finucane、Dr. Robin McKenzieご夫妻をお招きしました。旦那さんでありますDr. Finucaneはご専門が老年病内科で、奥さんでありますDr. KcKenzieはご専門が感染症です。研修医たちにとっては、1回で2度オイシイ学びの場が得られました。午前中はお二人そろって総診のteam roundに加わって頂き、午後はそれぞれの専門分野から興味深いtopicのmini lectureをして頂きました。また大勢の参加者を招いて、当院の症例を用いてのcase discussionを、noon conferenceの枠で行いました。今回の症例はお二人のご専門をふまえて、"A 78 year old woman with lower back pain and confusion"としました。研修医、堤Dr.の流暢な英語でのプレゼンから始まり、お二人の先生方のそれぞれの立場からのコメント、フロアからの質問とinteractiveな議論が活発に繰り広げられました。


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平成24年度研修医の研究発表会

毎年開催時期が慌ただしいと言われていた研究発表会を今年は少し早めに開催しました。日々の研修の合間の時間を使い、念入りに準備された臨床研究の内容を、皆立派に発表しました。初期研修中に、統計処理した研究をまとめる経験ができるということは、今後の医師としての人生の中で、必ず役に立つはずです。臨床の現場、またはこの先基礎の現場で、どんなに素晴らしいことを発見しても、それを何かしらの形に整え、自分以外の人に示さなければその素晴らしいことは埋もれてしまうかもしれません。この研究発表会を、その練習の場として活用してほしいと考えるわけです。既に今回の発表をベースとし、バージョンアップしたものに取り組み、学会発表、論文の投稿を準備している人が複数人います。


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Dr.松原の海外研修

小児科シニアレジデントの松原健Dr.がUCLAへエクスターン研修に行ってきました。研修は総合小児科で前半の2週間、小児循環器科で後半の2週間を行いました。総合小児科では午前中は病棟回診、午後は外来見学を行いました。回診では、医師だけでなく患者さんの家族や看護師も含めて治療方針についてのdiscussionを行っており、またカテーテルを留置したまま自宅で静注治療を継続するという患者さんもいて、文化や医療制度など様々な場面において、日本との違いを感じました。小児循環器科では、主に外来見学を行いました。移植医療が盛んな病院なだけあり、心臓移植後の心筋梗塞など日本ではまず見られないような合併症も受診から治療まで含めて目にすることが出来ました。また日本では導入されていないMelody valveなど新しいデバイスも目にすることが出来、Subspecialty選択に向けて有用な経験が出来ました。他にも感染症科など見学する機会も頂け、非常に勉強になりました。週末にはGrand CanyonやYosemite National Parkなどの周辺地域の観光もして、毎週気分新たに研修を行うことが出来ました。研修を振り返り、英語という共通言語で様々な文化・国籍の人と交流を持てることの素晴らしさを実感するとともに、国際人としても、医療人としても未熟な自分が浮き彫りになりました。今後の診療に活かすべく、より一層の研鑽を積もうと思います。


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南郷栄秀先生のご来院

EBMを日本全国で教育されている、東京北社会保険病院の南郷先生にお越しいただき、PubMedやUp to date、Dynamedの賢い使い方をレクチャーしていただきました。最近日本各地で引っ張りだこのEBMの大家の先生です。EBMをしっかり教えていただく機会はほとんどありませんので、とても貴重でした。普段文献検索は我流で行ってなかなかうまくいかないことも多いですが、より効率的な文献検索の方法を教えて頂き、非常に勉強になりました。これまで現場で調べるときに悩んでいたことを皆さん大いに南郷先生に教えて頂くことが出来て、すっきりしたようです。今後も日常臨床や臨床研究の場面で活かしていけることでしょう。


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AGH Residency Board Examination for 1st year Residents

1年次研修医にとって第1回目のAGH Residency Board Examinationが行われました。午前中の筆記テストでは、先輩たちからのアドバイスを受け、事前から念入りに準備していた人が多かったためか、高得点が続出していました。しかし、午後の面接をしてみると、まだまだ完全に理解されていない部分がある人もおり、臨床医学とは紙の上の勉強だけでは完結させることのできない、奥深いものであることを痛感させられました。朝から夕方まで一日じっくり勉強をした後は、retreat。今日までの研修を振り返り、そして今後の目標を確認しました。外はあいにく嵐でしたが、熱い思いはそれをも吹き飛ばすものでした!


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指導医ワークショップ

初期研修プログラム、シニアレジデント研修プログラムの更なるbrush upをはかるため、指導医ワークショップを開催しました。指導医の先生方には、半日じっくりと時間をかけ、各グループで2個ずつのトピックについて話し合いをし、発表して頂きました。スキル維持・スキルアップ、休みの確保、リターン支援など様々な分野のトピックについて、ざっくばらんな意見交換が活発にされました。今後はトピックごとに教育関連の委員会で話を詰めて行き、導入や改善が可能なことは順次取り入れて行く予定です。若手のキャリアプランに寄り添い、その希望と夢を実現するお手伝いをするため、旭の教育、研修は進化し続けます!


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Dr.山本の海外研修

外科シニアレジデントの山本真梨子Dr.がUCLA Ronald Reagan Medical Center、Department of SurgeryのTrauma Surgery Serviceで研修をしてきました。外傷外科チームの一日は朝6時からの回診で始まります。レジデントや医学生とカンファレンス・手術に参加したり、外傷コールを受けて初期対応を学んだりしました。救急外来の外傷専用ブースには最新の設備が整っていて、搬送時から初期評価・対応まで一連の流れがしっかり確立されており、常に多職種間で連携をとりつつ進めていることが印象的でした。研修中はgunshotや重症交通外傷等、普段めったに見る機会のない症例を見ることができて、大変良い経験になりました。また行く前から持っていたイメージ以上に、アメリカでは医療にかぎらず国全体としてシステムが合理化されていることが非常に新鮮でした。他国の医療を体験することで、日本が取り入れて見習うべき点、逆に大切に残していくべき点が見えました。同年代のレジデントたちは皆優秀で、下の学年に対して教育熱心であることもよい刺激になりました。彼らと出会って、アメリカと日本との医療の違いや将来のキャリアプランについて話し合ったり、知識を共有できたりしたことで、今後の進路についてこれまでとはまた異なった視点で考える良いきっかけになりました。この貴重な機会が得られたことに感謝し、今後も旭、そして日本の医療に貢献していくことができればと思います。


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AGH Residency Board Examination & Retreat for 2nd year residents

2年次研修医たちにとっては第2回目となるAGH Residency Board Examinationが行われました。1回目のBoard Examination後から今までにローテートした科で習得されるべき知識が確実に自分のものとなっているか検証するため、午前中に筆記問題を解き、午後にそれに対するフォローアップ面談を行いました。このいわゆる"booster shot"により、きっと"titer"に変化があったことと思います。一生懸命勉強をした後は、お待ちかねのRetreat。夜景を見ながら、全員揃って、楽しい完全duty freeの夜を過ごしました。


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Dr. Rheeの来院

Johns Hopkinsの感染症科よりSusan Rhee先生をお迎えしました。Rhee先生は感染症の中でも特に外傷からの感染を専門とされています。米国は日本と比べ非常に移植が多いわけですが、UCLAでの海外研修を行ってきたシニアレジデントが興味を持っていたpost-transplant infectionsについては、transplantの項目別に詳しく教えて頂きました。初期研修医たち、シニアレジデントたちが症例を発表するたびにRhee先生が用意してくださる、そのcaseに関連する発展的資料は大変有り難かったです!"Cases from an ID consult service"というtitleでlectureもして頂きました。


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ASAHIクリニカルセミナーER SERIES 2013

ERに特化したASAHIクリニカルセミナーを今年も東京で開催しました。2日間にわたって開催されたセミナーでは、頭で考えるタイプの内科系疾患はもちろん、泌尿器や産婦人科の症例から、体を実際動かして体験する災害時の患者さん移動、ポータブルを使用しての心エコー、結紮・縫合、そして小児の呼吸困難まで、様々なことを学んで頂きました。医学生の方ばかりでなく、他院の研修医の方々にも多くご参加頂き、旭のER研修を体験して頂きました。1日目の夜には楽しいpartyも開催され、楽しい交流の場となりました。


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北米型ERケースファイル3

東京国際フォーラムにて北米型ERケースファイルを開催しました。昨年から始まったこの勉強会はこれで3回目となります。今回はGIM Kashimaの常連であります、指導医クラスの先生方や他院の研修医の方々からも幅広く、ご参加を頂きました。「さあ、ここは旭中央病院の救急外来です!あなたは今日の当直医。」迫りくるタイムリミットの中で、実際のERで診療をしているように、主訴から診断を絞り込んでいきます。caseは次から次へと途切れません。intensiveなtrainingの後は、美味しい食事と楽しいおしゃべりの時間。出身大学、所属施設を越えて、旭の勉強会を通しての輪が広がりつつあります。


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Dr. Arbajeの来院

Johns Hopkinsの老年病内科より、Alicia Arbaje先生を招聘しました。Arbaje先生は米国内の様々なテレビ番組でコメントされており、Geriatric Medicineの重要性を様々な角度から訴えていらっしゃいます。高齢化が進む社会の中で、Geriatricというsubspecialtyは忘れてはならない専門です。症例検討での熱のこもったご指導のほか、lectureでは"Managing Medications in Your Older Patients"というtitleでお話頂きました。また一緒に来て頂いた精神科医のお母様にも、精神科で苦慮していた症例に対応して頂き、色々と教えて頂くことができました。


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柴垣有吾先生の来院

聖マリアンナ医科大学より腎臓・高血圧内科准教授の柴垣有吾先生をお迎えしました。当院研修医OGの清水さやかDr.が柴垣先生に弟子入りさせて頂いたことから、先生にはGIM Kashimaでも講師をお願いしておりました。先生の書かれた本を読んで、当院若手医師たちも輸液や電解質異常について勉強させて頂いております。「低ナトリウム血症の考え方」という演題でご講演頂きました後、当院の症例を使っての症例検討会を行いました。清水先輩にも加わって頂き、大変勉強になる時間を過ごしました。


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医学生のための旭中央病院見学会2013秋

医学生のための見学会が開催されました。昨年までの学生さんの傾向としては、1日にスケジュールが凝縮された見学会より、複数日、実際に病棟でTEAMに加わり診療に関わる実習のほうが、人気があったようですが、今年は見学会への参加者が増えています。今回も全国各地から大勢の学生さんが集まってくれました。旭の研修は医師としての第一歩を踏み出すに相応しい環境とプログラムを兼ね備えています。TEAM AGHの仲間になって下さることをお待ちしています!


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山脇正永先生の来院

京都府立医科大学総合医療・医学教育学教授の山脇正永先生をお招きしました。山脇先生は当院研修医のOBでいらっしゃいます。山脇先輩には、後輩たちのために、「嚥下障害、誤嚥性肺炎」という演題で講演をして頂きました。聴衆のなかには、当時の研修医仲間たちもちらほら。みんな既に旭の幹部となっています。終了後は旭に残っている研修仲間たちと楽しいひと時を過ごして頂きました。京都府立医大総合診療部と当院総合診療内科とで、人事交流が始まることが決定しています。今後の展開が楽しみです!"Once a member of AGH, always a member of AGH"


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CPC2013

研修医向けの病理カンファレンスであるM&Mは毎月開催しているわけですが、年に数回大きな規模での臨床病理カンファレンス、CPCを開催しています。今回の発表者は2年次研修医の青木義紘Dr.でした。ゲストには順天堂大学の河合祥雄教授をお迎えし、またコメンテーターにも外部より著名な先生方においで頂き、熱い討論が繰り広げられました。症例は慢性腎不全→透析導入→心筋障害→MRSAという経過。緊張しながらも指導医の先生方のサポートを受け、良い経験となりました。


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Dr. Haの来院

UCLAの内科よりEdward Ha先生を招聘しました。Ha先生は小児科/内科ジョイントプログラムで初期研修、後期研修をされた後、内科のスタッフとなり、現在はHospitalist Serviceの指導医として活躍されています。UCLAの医学生、研修医に大変人気のある指導医です。"rising star"との異名を持つ先生の白衣には、teaching awardをもらった指導医だけが持つ金色の☆のピンが光っていました。lectureでは"Abdominal Imaging Cases for the General Internist"という演題でお話頂きました。研修医がexcitingではない、よくあることと思いながら発表するcaseから話題を広げ、excitingなdiscussionに導いて下さるHa先生。teachingの手法、姿勢についても学ばせて頂くことがたくさんありました。


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