研修医・レジデント

What's Happening Now?

研修開始式2015

新しい仲間たち、Welcome to AGH!北は北海道から南は沖縄までの仲間が、今日こうして新しい一歩を一緒に踏み出すこと、この縁をとてもうれしく思います。今、この時より、君はTEAM AGHの一員として、旭の教育の文化を受け継ぎ、そして伝えていくことになります。White Coat Ceremonyで先輩が着せてくれた旭の白衣。来年は君たちが次の学年の研修医たちに着せてあげることになります。自身の忙しい研修の合間に開催してくれる歓迎会。来年の今頃は自分たちが計画することになるでしょう。現場で困らないように、今のうちに練習しておこうよと教えてくれる様々な基本的手技。自分たちが教える日も来るでしょう。経験の豊富な大先輩たち、そして年の近い身近な先輩たちが教えてくれる、してくれる様々なことを当たり前として受け入れよう。そしてそれを自分が先輩と呼ばれる時が来たときには、当たり前として、後輩にやってあげよう。これが旭の教育の文化。君は今日より、この教育の文化を継承し、次に伝えていく責務を担っています。この素晴らしい環境の中で、共に磨き合い、成長して行こう!
~Your journey begins here~


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研究発表会&研修修了式

今年も2年間の研修の集大成として、統計処理をした臨床研究発表を2年次研修医全員が行いました。1例報告ではない、統計学者の指導の下でのclinical researchを初期研修中にすることができるのは、大変貴重な経験であり、今後これらの研究発表をもとに、ペーパーの投稿や大きな学会での発表につなげてくれることが期待できます。また実際多くの先輩たちがそのように既にしています。研修修了式では研修発表が特に優れていたとして、古河賢太郎くんにベストプレゼンテーション賞が贈られ、また2年間での剖検が10件であった鴨志田淳一くんに最高剖検賞が贈られました。2年間の指導医、看護部の評価が共に高くベストレジデントとして選ばれたのは、森貴志くんでした。
2年間の初期研修を終え、それぞれの道をまた新たに歩み始める君たち、Today is the start of a new adventure!


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Dr.川﨑の海外研修

外科シニアレジデントの川﨑圭史Dr.がUCLAの外科にエクスターン研修に行ってきました。見学させて頂いたUCLAのtrauma serviceでは、日本ではなかなか見ることの出来ないgunshot woundや交通外傷を沢山見学することが出来ました。一般外科においても、日本で普段自分たちがしているような手術をアメリカではどうやっているのかという所を見学できたことは、非常に興味深いものでした。移植外科では脳死肝移植を見学させて頂き、アメリカの第一線の外科医の手術を見ることが出来ました。見学の中で、手術手技から周術期管理といった細かい点に至るまで、日本との違いを実感することが出来、非常に有意義な体験をすることが出来ました。国は違えど、外科医として共感できることも多く、興味深い経験となりました。ともに研修させて頂いたレジデントの方々も、人間的に尊敬できる部分が多い人たちばかりで、海外の外科医の友人が出来たということも、貴重な財産となったと思います。海外で、一人で生活、研修するという点においても、非常に自身の人間的な成長に繋げることができる研修だったと思います。休日も、バスケットボール観戦、キャンプ、カナダやメキシコ旅行と、日頃の診療を忘れるくらいのリフレッシュをさせて頂くことが出来ました。この貴重な経験を心に刻み、日々挑戦し、自分を高めていけたらと思っています。


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Dr. Jan De Beurの来院

Johns HopkinsよりSuzanne Jan De Beur先生にご来院頂きました。Jan De Beur先生のご専門は糖尿病・代謝・内分泌内科です。この分野の先生をお呼びすることは今まであまり多くなく、大変貴重な経験となりました。小グループでのtalkではOsteoporosis: screening, diagnosis and management、Primary hyperparathyroidism: diagnosis and management、Disordered Phosphate Homeostasis、Clinical consequences of vitamin D deficiency、An unusual case of abnormal thyroid function tests等、大変興味深い勉強をさせて頂きました。また大グループでは"An Unusual Case of Change in Consciousness"-To "B" or Not To "B"-と題した症例について、皆で検討しました。更に、病棟で方針等についてendocrinologistからのadviceがほしいと思っていた症例については、適切な助言を頂き、大変勉強になりました。


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旭フェスタ!開催

旭の研修について、症例を一緒に検討するような機会は今まで沢山ありました。しかし、その他の部分の研修の様子を、学生の皆さんに詳しく伝える機会はなかなかありません。そこで新しい試みとして、旭の研修を様々な角度からご紹介させて頂くイベントを開催しました。プログラムの説明はもちろんのこと、他には臨床研究、産婦人科がすごい!、小児科が面白い!、院内の勉強会、施設紹介、余暇の過ごし方等、各ブースにてプレゼンをさせて頂きました。研修医たちが作ったスライドや動画で、参加してくれた学生さんたちは、より詳しく旭の研修の様子を知ることができたと思います。また症例検討会ドクターJでは、参加者の皆さんに動画に隠れたヒントから、診断に迫って頂きました。大変新鮮で楽しいイベントでした!


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Dr. Stewartの来院

Johns HopkinsよりRosalyn Stewart先生を招聘致しました。Stewart先生は内科と小児科のjoint programで研修をし、その後は両科で指導医として活躍されています。当院でも内科と小児科の両方でご指導をして頂きました。また小児耳鼻科がご専門の旦那様も一緒に来院され、小児の耳鼻科領域について教えて頂くこともできました。short talkではHypertension - adrenal hyperplasia、Acute OM with a serious complication (Pediatrics)、Laryngomalacia (Pediatrics)、Seizure activity in a 22 year old等、お二人揃って行って頂きました。また"1-month-old girl with fever & decreased oral intake"の症例を、先生方お二人のご指導の下、大勢で検討しました。1度で2倍の学びの場を得ることができ、大変ラッキーでした!


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AGH Residency Board Examination & Retreat for 1st year residents 2015

1年次研修医のためのResidency Board Examinationを行いました。1年次研修医にとっては初めてのBoard Examinationです。ローテート済科での到達度を確認するため、午前中は筆記テスト、午後にはその解説をするための個別面接の時間が設けられました。先輩から過去問?を貰い受け、準備をしていた人もいましたが、このイベントは答えだけを覚えて、高点数をとることが目的ではありません。その科で最低限身に付いていなければならないことを確認することが目的です。旭の研修はやりっぱなしにしない、覚えたことをkeepしていくことをモットーとしており、Board Examinationもその目的を達成するための手段です。勉強の後のretreatはこれまた楽しい!


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堺Physical Club平島修先生の来院

堺Physical Club初代部長の平島修先生に来て頂きました。今年度2回目のご来院です。前回の続きということで、呼吸器のフィジカルをお願いしました。今回は肺の解剖を研修医の胸に直接書き込み、どこに聴診器を当てて聞いているのかわかるようにしたり、聴診の際のテクニカルなコツや、実際の症例から録音した呼吸音を聞いたりしながら、聴診の仕方について、体全体を使って学ぶことができました。今回も楽しい部活動の時間をありがとうございました!


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山中克郎先生の来院

「攻める問診」や「UCSF」など数々の名著の著者でいらっしゃいます、諏訪中央病院内科総合診療部の、山中克郎先生にご来院頂きました。"君はグッとくる医者になれるか"とう演題で①最初の1分間で患者さんの心をつかむ、②鑑別診断を考えながらの攻める問診、③攻める身体所見、という項目についてご指導頂きました。スライドを使用しての所謂lectureではなく、ホワイトポードと模擬患者でのご指導は、スマイリー山中先生ならではのまったりとした雰囲気を醸し出していました。こんなトークで問診されたら、何でも答えちゃいますね。


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Dr. E. Johnsonの来院

Johns Hopkinsの感染症科より、Erica Johnson先生においで頂きました。Hopkinsの先生方による感染症のteachingが続いていますが、今回のshort talkのtopicは、Latent TB infection、Endocarditis、HIV (primary care of HIV patient or acute retroviral syndrome)、Fungal infections、Case series in tropical diseases等をお願いしました。また症例検討講演会では"A case of a recurrent infection in a 42 year old male peritoneal dialysis patient"という症例を皆で検討しました。感染症の先生は大勢いらっしゃいますが、それぞれの持ち味を活かしたご指導を頂き、毎回勉強になっています。


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柴垣有吾先生の来院

聖マリアンナ医科大学、腎臓・高血圧内科の柴垣有吾先生をおむかえしました。柴垣先生には定期的に当院でご指導を頂いており、またGIM Intensive Reviewの講師としても、ご協力頂いております、今回は夏のGIMの続編ということで、急性腎障害について、前半は講演形式、後半は症例検討形式でご指導頂きました。柴垣先生に弟子入りし、現在は京都大学で研究をしている当院OGの清水さやか先生にも協力頂き、症例検討では活発な議論が繰り広げられました。お忙しい柴垣先生ですが、次回のご来院を心よりお待ちしております!


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ASAHIクリニカルセミナーER SERIES

ASAHIクリニカルセミナーER SERIESを東京で開催致しました。今回も救急で使えるエコーの応用(救急救命科)、胎児発育と母体疾患(産婦人科)、鑑別診断塾(総合診療内科)、外傷外科の基本(外科)、心エコーの活用(循環器内科)、vital signのClinical Pearls(総合診療内科)、虐待への対応(小児科)、漢の血液培養(研修医)と盛りだくさんの内容で、頭と体を使った2日間でしたね!参加していただいた皆さま、お疲れさまでした!!


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恒例の徳田安春先生の来院

JCHOの徳田安春先生が来て下さいました。徳田先生は総合診療における教育を展開する上での仲間と言っても過言ではないと思います。ですから、定期的に徳田先生が来て下さることは、様々な情報の共有や、「同じ想い」の確認で大変刺激になります。今回は心臓の聴診~ビジュアル診断トレーニング~ということで、目と耳とで勉強させて頂きました。次のご来院もお待ちしております!


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Dr. Townsendの来院

Johns Hopkinsの感染症科より、Jennifer Townsend先生を招聘致しました。当院にHopkinsから来て頂く先生方は、感染症の先生がかなり多いです。今回お呼びしたTownsend先生にはshort talkで、Staph Bacteremia、Penicillin Allergy、OI's in HIVやHopkinsで実際にあった症例を使ってご指導を頂きました。また当院の症例での講演会では"A case of vision loss and fever"というtitleで、検討を行いました。同じくHopkinsでhospitalistとして指導医をされている旦那様にもコメントをして頂き、盛り沢山の症例検討会となりました。


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AGH Residency Board Examination & Retreat for 2nd year residents 2014

2年次研修医にとって、2回目のAGH Residency Board Examination(評価会)が開催されました。1回目のBoard Examination後にローテートした科で、習得されているべきことを確認すべく、午前中にペーパーテスト、午後にはそれを確認するための各科指導医による面接がいつも通り行われました。ローテート中にはわかっていたことも、少し時間が経過し、別の科での勉強が始まると、忘れてしまいがちになることもあります。この機会で記憶していることを再確認し、不確かになりつつあったことを思い出すことができたと思います。intensiveな勉強の後は、楽しいretreat!日頃の疲れを癒し、refreshすることができました。明日からまたがんばるぞー!


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北米型ERケースファイル5

北米型ERケースファイルを東京で開催しました。今回も自分が救急当直に入ったつもりで、小児から高齢者まで、6症例を学生さんたちに体験してもらいました。旭で救急当直をすると、このような症例が実際に経験できるということが、皆さんイメージできたことと思います。忙しい救急当直を終えた後のごはん会では年齢や学年、大学を越えての交流ができ、大いに盛り上がりました。
~ジェネラルは北米型ER にこそあり!~

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喜舎場朝雄先生の来院

多くの人の要望で、沖縄県立中部病院より、呼吸器内科部長の喜舎場朝雄先生にご来院頂きました。今回のご来院は2日間のスケジュールで、1日目はlectureをお願いしました。前半は呼吸器関連の主訴について、後半は間質性肺炎についてお話頂きました。2日目はケースカンファレンスとし、当院で経験した症例を、ベッドサイドティーチングという形で行って頂きました。大変勉強になった2日間でした。喜舎場先生には「沖縄県立中部病院と似ている」とおっしゃって頂き、大変光栄に思います。またご来院頂けるとのこと、次回も楽しみです!


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Dr. Hayesの来院

Johns HopkinsよりMolly Hayes先生をおむかえしました。Hayes先生のご専門は呼吸器内科です。当院にはHopkinsより経験の長い指導医の先生方が、大勢来て下さいますが、今回は比較的お若く、研修医やシニアレジデントが気軽に話しかけられる先生をお呼びしています。short talkでは、Chest Radiology、Lung Cancer and Smoking、Mycobacterial Disease、PFTs and Obstructive/Restrictive Disease、End of Life in the ICUなど、皆が興味のあるtopicでお話をして頂きました。また当院の症例を用いての症例検討講演会では"The Progression of Chronic Dyspnea~the story of a 68 year old female~"というtitleで大変interactiveなdiscussionを展開することができました。若手ならではの、研修医たちが何を知りたいかを大変良く理解されてのご指導は、ベテランの先生方とはまた一味違い、新鮮で楽しいものでした。


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