シニアレジデント研修

Program新生児科シニアレジデント(後期研修)プログラム

一般目標 正常新生児の扱いから学び、その中から病的異常を診断することができるようにする。その後、軽症児の入院処置を行えるようにする。
最終的に1,000g程度の体重の新生児の診療を上級医の指導のもとで行える程度になることを目標とする。
将来新生児専門医へとステップアップするための土台を築く。
スケジュール 半年から1年は一般小児科を研修し、残り(1年半から2年半)を新生児科にて研修する。 希望があれば産科での研修も考慮する。
東京都の愛育病院とも研修医教育計画で提携しており、研修期間中あるいは終了後に本人の希望があれば、愛育病院でも研修をしてもらう。
ルーチンワーク 毎日午前(午後) 入院担当患者の診察と処置を上級医の指導のもと行う。
毎日午前 生後1日目と退院前の正常新生児の診察を行う。
毎日昼頃 NICUカンファレンス。
毎週月曜日夕方 産科との周産期カンファレンス。
月1回 小児神経医師や言語療法士・心理療法士とフォローアップカンファレンス。
隔月1回 こども病院にて小児放射線科医とレントゲンカンファレンス。
経験すべき処置の目標 正常新生児の診察、病的新生児の搬送、ハイリスク分娩(緊急帝王切開、早産、その他)の立ち会い、新生児の蘇生(気管内挿管、心臓マッサージ、人工サーファ クタント注入)、静脈確保(中心静脈カテーテル挿入も含む)、動脈ライン留置、腰椎穿刺、胸腔穿刺、超音波検査(心臓、頭部)、その他
ステップアップの目安 1年目 32週以上、体重1,800g程度の新生児を扱えるようになる。
2年目 28週以上、体重1,000g以上の新生児や、呼吸管理が必要な新生児仮死の管理を行えるようになる。
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