研修医・レジデント

Dr.山本の海外研修

外科シニアレジデントの山本真梨子Dr.がUCLA Ronald Reagan Medical Center、Department of SurgeryのTrauma Surgery Serviceで研修をしてきました。外傷外科チームの一日は朝6時からの回診で始まります。レジデントや医学生とカンファレンス・手術に参加したり、外傷コールを受けて初期対応を学んだりしました。救急外来の外傷専用ブースには最新の設備が整っていて、搬送時から初期評価・対応まで一連の流れがしっかり確立されており、常に多職種間で連携をとりつつ進めていることが印象的でした。研修中はgunshotや重症交通外傷等、普段めったに見る機会のない症例を見ることができて、大変良い経験になりました。また行く前から持っていたイメージ以上に、アメリカでは医療にかぎらず国全体としてシステムが合理化されていることが非常に新鮮でした。他国の医療を体験することで、日本が取り入れて見習うべき点、逆に大切に残していくべき点が見えました。同年代のレジデントたちは皆優秀で、下の学年に対して教育熱心であることもよい刺激になりました。彼らと出会って、アメリカと日本との医療の違いや将来のキャリアプランについて話し合ったり、知識を共有できたりしたことで、今後の進路についてこれまでとはまた異なった視点で考える良いきっかけになりました。この貴重な機会が得られたことに感謝し、今後も旭、そして日本の医療に貢献していくことができればと思います。


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