専門研修

Program救急救命科専門研修プログラム

ERとは、場所ではない。
そこに立つ人だ。

旭中央病院 救命科の研修が目指すもの

旭中央病院救急医養成プログラムは、 ERでの初期診療、ICUでの重症管理、病院前診療、地域救急医療体制・災害医療までを一体として学ぶ研修です。
マニュアルに沿った診療にとどまらず、状況に応じて判断し、各科医師、コメディカル、関係諸機関(地域全体)と連携しながら、地域を面でとらえ、患者を支える救急医の育成を目標としています。
地域に育ててもらい、地域を守る医師になる。その第一歩を、旭で踏み出してみませんか。

数字で見る、旭の救急医療(2024年度実績)

救急搬送数:9,402件
救急外来受診総数:42,135人
救急入院数:7,064人
ドクターカー出動120件
当院は医療圏内で唯一の救命救急センターであり、二次医療圏内の救急搬送のおよそ60%が当院に搬送されています。
軽症から最重症まで、内科系、外科系疾患だけでなく、小児科、産科、精神科などを含む多様な疾患・病態を経験できることが、大きな特徴です。

旭中央病院で研修をすると、できるようになること

旭中央病院救急科専門研修では、3年間で次の力を身につけます。

  • ERで初期診療を、主担当医として自立して完結できる
  • ショック、重症感染症、重症外傷などの初療を、チームの中心として担当できる
  • 初期研修医を指導しながら診療を行い、一人では経験できない症例数と幅を経験するとともに、臨床教育の基礎的能力を身につける
  • 多数のタスクが並行するERにおいて、優先順位を判断し、現場をマネジメントできる
  • ICUで人工呼吸管理に加え、ECMOやCRRTを含む全身管理を主担当医として経験できる
  • 各専門診療科と連携し、診療全体を調整・統括できる
  • ドクターカー医師として、病院前から救急医療を開始できるようになるとともに、救急隊の活動を理解し、医学的フィードバックを行い、地域全体としての患者予後の改善に寄与できる
  • 地域の救急医療体制(消防とのMC協議会・事例検討、地域救急医療ネットワーク等)に関わり、地域医療の運用を理解できる
  • 地域・院内災害訓練および実働に参加し、現場での災害医療と、災害拠点病院として求められる医療体制を経験できる
  • 希望者は、緊急止血処置としてのIVRを経験できる
  • 指導体制と学びの環境

  • 当院指導医に加え、千葉大学救急科・集中治療部 などの非常勤指導医、各専門診療科医師を含む多様な指導体制
  • 日常診療でのフィードバックを重視した現場中心の指導
  • 到達度に応じて責任範囲を段階的に拡大する教育方針
    多様な視点と臨床スタイルに触れながら成長できる環境です。
  • 教育・執筆実績に裏付けられた指導体制

    当科には、救急医療分野の教育書・専門書を多数執筆している坂本壮 医師が在籍しています。
    初期対応、鑑別診断、判断の優先順位、若手指導の考え方を、「なぜそう判断するのか」を言語化しながら学べる指導体制を整えています。

    学会発表・論文・研究活動

    当院救急科では、専攻医が筆頭演者・筆頭著者としてアウトプットすることを重視しています。
    企画段階から指導医が伴走し、学会発表・論文作成を支援
    臨床現場に直結したテーマで、無理なく取り組める研究体制

    研修について(修了者の経験)

    吉池安隆医師の写真    
    ”主体的な意思決定とマネジメントを通して、自ら現場を動かせる救急・集中治療医へ成長”
    千葉市立海浜病院 救急・集中治療科医長 吉池安隆
    (2023年4月~2025年3月まで旭で後期研修)

    旭中央病院は、東総地域で各専門診療科の大部分を有する3次救急指定病院です。人口は県内で相対的に少ない地域ですが、カバーをしている医療圏面積は広く、隣県の茨城県からの患者搬送も少なくありません。各診療科は、「地域医療の砦」としての自覚を持っているため、症例数が多いことはもちろん、症例の偏りがない環境です。私は初期研修を当院で行った過程で、当院ERの特徴である、walk-in症例からCPAまで、内因性疾患、外傷問わず、全ての症候が集まる環境に刺激を感じ、救急科に興味を持ちました。初期研修修了後は、出身大学の関係があったため、そのまま後期研修には進まずに県内医療過疎地域で一般内科として(場合によっては小児、整形外傷も)、亜急性期から慢性期寄りの管理を行っていました。専門科の存在しない環境で、臓器横断的な診療を行いながら自身の専門をどうするか考えた時、この経験は超急性期にも活かせると感じ、専攻を救急科に決めました。当院は確実に経験値が積める環境であることはわかっていたので、後期研修先の選択に迷いはありませんでした。

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    糟谷智史医師の写真    
    ”圧倒的な経験とIVR実践で、現場で通用する判断力と手技が身についた”
    千葉ろうさい病院 重症・救命科/集中治療部 糟谷智史
    (2018年4月から2020年3月まで旭で後期研修)

    旭中央病院救急救命科での専攻医時代を振り返って1番良かったところは千葉県北東部の患者がすべて集まってくるところにあると思います。
    やや田舎に立地しているため近隣に小規模な2次病院はいくつかあるものの、大学病院や救命センターのような3次施設はありません。
    人口の少ない県の総人口よりも多い100万人近くの診療圏人口を抱えており、軽症や中等症はもちろんのこと、重症患者はもれなく旭の救急外来に集まります。
    多数の軽症〜重症患者を通して症候ごとの考え方や適切な対応を学び、繰り返すことで自然と身につけて洗練することができました。
    Commonな疾患の典型例だけでなく非典型例も多く見ることができたり、頻度の少ない疾患を経験することができたりで、一目見ただけでこの人はこの疾患だろうとか、ウォークインで待合にいるけど中でモニタリングしないと危険だなという感覚が身についたのは今でも非常に役立っています。

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    募集要項

    募集人員 3名
    プログラム
    研修期間 3年間
    応募締切 日本専門医機構が定めるスケジュールに従う。
    応募書類
    • 申請書
    • 履歴書
    • 医師免許証(コピー)
    • 研修修了見込書

    ※院内の初期研修プログラムで研修する者が応募する場合は申請書のみとする。

    試験方法 面接
    試験日 要相談
    連絡先 病院代表0479-63-8111から医局 臨床教育担当 高木(ikyoku@hospital-asahi.jp)
    又はプログラム責任者 救命救急センター長 伊藤史生(chicao@aw.wakwak.com)まで
    研修後の進路

    当院スタッフとして勤務することも可能です。また、大学病院や他の施設での研修を希望する場合は紹介、推薦が可能です。

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