研修医・レジデント

What's Happening Now?

Dr. Hasanの来院

 Johns Hopkins Universityの循環器内科よりRani Hasan先生が来院されました。Hasan先生はカテーテル治療を多くされており、TAVRの話では当院循環器内科スタッフと大いに盛り上がりました。日々の小グループでのteaching sessionではStress Testing、Cardiac Catheterization、Valvular Heart Diseaseなどについてお話して頂きました。また当院の胸痛の症例について講演会も行って頂きました。心外カンファやカテカンファなど、院内の活動にも積極的に参加して頂きました。研修医にとっては院外の指導医に教えてもらう良い機会となり、循環器のスタッフにとっては良い交流の機会となりました。

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Dr. Scottの来院2017

 イギリスのNorthern General HospitalよりAdrian Scott先生をお迎えしました。Scott先生には2004年から旭でのteaching facultyとして、定期的な来院をお願いしています。聴診器1本で、医療機器の限られたAfricaの地域で診療をしていらっしゃったご経験から、大変丁寧な診察とまた研修医への指導をして下さいます。最新の医療機器が整えられている当院でも、Scott先生とお会いするたびにphysical examinationとhistory takingの重要さを再確認させられます。私たちの使命である医学的にも経済的にも社会的にも適正な模範的医療を提供するためにも、それはまた大事なことなのだと感じます。

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Dr.森の海外研修

 UCLAの外科へ海外研修に行ってきました。外科ではgeneral surgeryとtraumaのローテートを希望しました。日本ではあまり見ることのない、sleeve gastrectomy(袖上胃切除)や刃物で複数個所刺された外傷への対応を見学しました。自分たちが日々やっているのとほぼ同じオペ方法、また少々異なるアプローチの仕方など、比較をすることができました。外傷対応でのERのマンパワーには目を見張るものがありました。日本の医療の良いところ、また日本に足りないことを考える良い機会となりました。しかし英語でのcommunicationは大変でした。ところでUCLAの外科チームはUチーム、Cチーム、Lチーム、Aチームと名付けられていました。

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Dr.藤部の海外研修

 オーストラリアはメルボルンのRoyal Children's Hospitalへ小児集中治療の研修に行きました。滞在中はCCUとGeneral ICUとで研修をし、小児の心臓手術の見学もしました。上級医への相談がしやすい、複数で一人の患者さんについて確認することが多い、すぐにPubMedなどの検索ツールへアクセス可能、他科との併診がしやすいという点は旭と同じだなと感じました。今回の研修は小児集中医療の先端を直にみる貴重な経験となり、他病院での研修を通して旭との違いを知るとともに、改めて良い点を感じることができる機会となりました。自分の今後のサブスペシャリティ選択にあたり、参考になったことも多く、また他国の医師との交流ができたことも良かったです。もっと深い議論をしたいとも感じ、今後の英語学習へのモチベーションにも繋がりました

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Dr.田中の海外研修

旭の常連講師、Adrian Scott先生が指導医をしている英国のSheffield Teaching HospitalのNorthern General Hospitalへ研修に行きました。Scott先生やその他の先生方の指導の下、病棟、外来、救急を見学しました。本当に大事なことは「日本と違ったこと」ではなく、むしろイギリスの医師達が「日本と同じようにやっていた」ことなのではないだろうか、自分たちと彼らの共通項は何か、それこそが世界中の医師が大事にしていることに近いのではないか、それを掴むことができたのが、Sheffieldで得た最も大きいものだと思います。またLondonで研究をしている友人と会い、互いにこうではない人生もあり得たかもしれないという話をしました。その時は、もう今の自分しかあり得ない、past the point of no returnであることの切なさを感じました。しかしそれがなぜか、今はまだ若いのだから何だってできるという気持ちに変わっていました。この道を選んだからこそ得ることができた多くのものがあり、できることがある、そんな前向きな気持ちで、近づいてくる美しい故国を眺めたのでした。

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Dr.須賀の海外研修

UCLAの外科にてtransplantとtraumaの研修をしてきました。バス事故による多数傷病者への対応が一段落つくやいなや、はしごから落下した患者さんが運ばれて来て、そのすぐ後には交通事故の患者さんと、ERには次々と外傷の患者さが運ばれてきていました。他にもメールを打ちながらバイクで走行中に転倒した方、自殺企図を奥さんが見つけて命をとりとめた方など多くの患者さんに対応しました。移植外科ではクーラーボックスとタオルケットを持ち、リムジンで空港へ、セスナで脳死患者さんがいる病院へ、そして摘出した臓器を持ってまたセスナに乗ってLAへ即帰りました。UCLAに着くと、手術室には既にレシピエントが入室しており、手術開始になっているという段取りでした。ドナーからの臓器摘出には屋上からヘリコプターで移動したり、セスナで移動したりして目的の病院へ行きました。いつでもUCLAへ着くと手術は開始されており、まさに時間が大切にされていることを感じました。時間に追われながらの移動で空からの景色を楽しむ余裕もありませんでしたが、日本ではなかなかすることのできない体験を幾度もさせて頂きました。

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