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| 施設資格 |
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| 特徴 | 年間6万人の患者が来院する北米型ERで、Emergency Physicianとしての十分な研修が行える。 また、救命救急センター病棟では重症患者の集中治療の研修が行える。 |
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| 研修責任者 | 日本救急医学会救急科専門医 伊良部徳次 | ||||||
| 研修期間 | 1から3年 | ||||||
| 研修中に取得できる資格 | 日本救急医学会救急科専門医資格、日本集中治療医学会専門医資格を取得するのにあたり必要な5年間のうち、3年間の研修ができる。 なお、各々のバックグラウンドによるが、日本内科学会認定医資格も取得できる。 |
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| 研修後進路 | 研修終了後当科スタッフとして更なる研修を積み、後進の指導に当たることも可能。 | ||||||
| 研修過程 |
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業務内容は、主に5つの軸に分かれます。


当院救急外来は、年間6万人が受診します。近隣に病院がほとんどないため、1次から3次、24時間365日、風邪から多発外傷まで、あらゆる疾患の方が来院されます。
原則受診を断ることなく、救急外来では科にこだわらず初療を行い、必要な場合は各科専門医にコンサルトできます。
全科の「待機医」が自宅待機をしています。当院では医師全員が敷地内に住んでいるため、待機医には比較的気軽にコンサルトできる環境にあります。
救急救命科は平成15年の設立ですが、当院救急外来は古くからこのスタイルで診療を行っています。(救命救急センターのページ参照)
各 科の主に若手の医師が当直医として様々な疾患の初療にあたります。救急当直の先生と一緒に診療することがまず主な業務です。救急外来は、しばしば混み合ったり、様々なトラブルの現場となったりすることがあります。その交通整理をしたり、統括をしたりすることも業務に含まれます。
救急外来をよりシステマティックに、良い医療が出来る場とするため環境を整備していくのも重要な業務です。多科にまたがる疾患、緊急度の高い病態の場合は、診療のイニシアチブを取ります。


いわゆる重症用として使える病床が、16床あります。12床が救命救急センターで、4床はICUですが、相互に柔軟に利用しています。救急外来から 入院した重症内因性疾患、多発外傷、中毒などが主な守備範囲です。電撃傷やアナフィラキシーなど、従来の科別の枠組みにあてはまらない方もみています。
術後は主に各科で診ていますが、要請があれば協力体制を敷いています。各科の枠組みにあてはまらない軽症患者を担当することもあります。
また、循環器疾患が非常に多く、現時点ではCCU業務も兼ねているため、循環器系の疾患に強くなれます。
重症用病棟に常駐しているので、重症患者の初期管理に強くなれるばかりか、診療・勤務体制・安全管理体制・教育体制等で疑問や改善点を見つけた場合、皆で検討してより良いシステム作りをしていける環境があります。
若手医師の意見でも、医学的・社会的に正しい意見であれば、皆で検討した上で改善事項として通る土壌があります。病棟内にインターネット環境があり、Uptodate等で診療上の疑問をいつでも即座に検討することができます。
院内救急コールがあったときに、率先してイニシアチブを取ります。院内で急変があった時に応援要請をしたいとき、当院では2つ方法があります。
院内救急体制を整備するのには、システム作り、物品整備なども含まれます。また、院内救急コール症例の症例検討をして、より良い体制を敷かなければなりませ ん。急変時対応の教育・訓練も重要です。定期的に会議を設け、訓練、症例検討、改善のための提案をしています。院内救急体制作りの中心を担うのも、救急救 命科の大切な役割です。


救急医療は、地場産業です。地域の地理的、社会的背景などを抜きにしては語れません。地域の病院のご協力をいただきながら、メディカルコントロール体制作りの中心を担っています。
具体的な内容としては、救急隊員との症例検討会(月1回)、プロトコール作り(救急隊員のための病態別の活動指針)、事後検証(救急隊の活動が適正に行われ たかどうか医学的見地から検証する:月最低1回)、救急隊員へ教育・訓練活動など(BLS、JPTEC、プロトコール訓練など)などが挙げられます。
限られた医療資源の中で、どのようにすれば最も良い医療が提供できるかを、近隣の二次病院や消防署を交えて意見交換し、考えていく機会が定期的に設けられて います。今後当地域においては、地域の病診連携、病病連携が非常に重要な役割を占めてきます。地域医療を、よりグローバルな視点から考える機会に恵まれる のも、当科の特徴といえます。
まずは日常業務あってのことですが、教育、研究活動も重要であると考えています。
救急救命科にローテーターとして来る初期研修医、後期研修医への教育(On-the-job training)はもちろんのこと、院内外での教育活動も盛んです。
BLS,ACLS,JPTEC,JATEC等の活動の他、近隣消防職員、院内スタッフへの啓蒙・教育、院内研修医対象の救急医療に関する教育カンファランスなどで中心的な役割を担っています。
救急は、専門外の方には専門性がわかりづらい分野だと思います。
例えば、当科に特化した専門知識は多少なりともあり ますが、専門手技はほとんどありません。しかし、誰でもできる基本的なベッドサイド手技(気管挿管、動脈圧ライン、中心静脈ライン確保から、もっと基本的 な手技まで。意外と奥が深いものです)については誰よりも上手に、安全にできなくてはならない、との気概を持っています。
救 急医は、緊迫した局面で、即座の決断を迫られます。ここぞと言うときに良い判断をすると、何事も起こらないので目立ちませんが、悪い判断をするととてもよ く目立ち、しかも最悪の結果になります。そういう意味でも、救急医の仕事は目立つ仕事ばかりではなく、地味な仕事も多いものです。しかし、やりがいを感じ ることができ、一生をかけることの出来る仕事です。
救急救命科で研修すると、ほとんどの重軽症の救急疾患の初期対応能力、重症度・緊急度の判断能力、問題解決能力、不安定な患者の初期安定化能力が身につきます。患者・家族、スタッフとのコミュニケーションスキルも磨く場があります。
プログラムは、本人の希望に応じてオーダーメイドで柔軟に考えています。将来救急を専門とする人には、基礎体力作りに最適な環境です。特に当院で継続して救急医療に従事していただく場合、地域医療体制作りにまで関わっていただこうと考えています。
ここで後期研修を終えて、他の施設に行かれる場合でも、親身に研修について考えたいと思います。将来救急を専門としない人にとっても、救急疾患の初期対応、初期安定化能力作りに最適な環境です。週2回程度、院内での研修に出ることができます。
過去の例としては、腹部エコー、心エコー、上部消化管内視鏡、耳鼻科外来と手術、眼科外来などがあります。院外での学会や講習会等も、業務に支障が出ない範囲内で奨励しています。
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