研修医・レジデント

What's Happening Now?

AGH Alumni Get Together 2013

~ Working Together, Friends for life ~

当院の研修が現在のような形になって、10年が経過しました。振り返れば様々な出会いがありました。大変な時を一緒に乗り越え、共に成長し、喜びを分かち合い、そこから強い絆が生まれました。この日、旭で初期研修や後期研修を行った仲間が汐留に集い、懐かしい仲間と、そして新しい仲間と近況報告をしました。日本国内、世界各地、様々な分野で活躍する旭の仲間たち、更なる活躍を期待します。どこで、何をしていても、"ふるさと"は皆さんを応援し続けます!HOMEはいつもここだというとこを忘れないで下さい。一度旭の研修に関われば、一生TEAM AGHの一員。友情よ、永遠なれ!


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Dr.笠木の海外研修

小児科シニアレジデントの笠木実央子先生がLoma Linda UniversityのPICUでエクスターン研修をしてきました。PICUでは主にラウンドを見学し入院症例のマネジメントを学びました。医学生やレジデントが指導医にプレゼンテーションし、当日の方針をディスカッションするところに参加しました。症例は当院の一般病棟で重症例として管理しているような症例も多く、日常診療との比較や米国独特の方針を学ぶことができ大変刺激になりました。重症児の家族へ対する説明にも同席させて頂き、家族の心情に配慮した環境作りや他職種との連携がスムーズにとれているところは日本でも取り入れていくことができればと感じました。fellowや指導医が要所で欠かさず的確なフィードバックをしており、自身の後輩への指導においても大変参考になりました。また合間では一般外来や救急外来を見学させて頂きました。症例は日本とほぼ同様でしたが、保険や病院の体制による管理方法の違いが感じられ、指導医のきめ細やかな指導が印象的でした。休日にはSan DiegoやLos Angelesなど近隣都市の美しい風景や美術館を楽しむことができました。滞在中は米国で活躍している日本人の先生方をはじめよい出会いに恵まれ、自分のモチベーション向上にもつながり、今後の進路について改めて考える機会にもなりました。今回の経験を活かし、今後も精進していきたいと思います。


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田中竜馬先生の来院

「若手医師のための人工呼吸器ワークショップ」で大人気の田中竜馬先生をUtah州のLDS Hospitalよりお招きしました。case discussionでは、当院初期研修医、シニアレジデントが実際経験した人工呼吸器適応症例について、一例一例、詳しく教えて頂きました。lectureでは"当院"若手医師のために、呼吸管理の基本的な考え方についてお話頂きました。また懇親会では、日米両国で研修をされたご経験を通しての、アメリカの医療事情や研修の様子等についても色々と教えて頂きました。田中先生のお話は自分たちにとって大変興味深いものでした。日米両国で活躍され、大変ご多忙な先生ですが、是非また来院して頂きたいですね!


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Dr. Johnsonの来院2013

Johns Hopkinsの感染症科よりKristine Johnson先生をお招きしました。Johnson先生の来院は昨年に続き、2回目となります。当院研修医が発表する入院症例に対してのteachingの他に、lectureでは、"Injection Drug Use and the Skin: Wounds and the Value of Cultures on the Baltimore City Needle Exchange"というtitleでお話頂きました。Johnson先生は研修医たちとの再会を大変喜んで下さり、またこの1年間での彼らの医師としての成長を大変喜んで下さいました。


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GIM Intensive Review 2013 in Kashima

今年もまたgeneral mindをもった仲間が鹿島に集い、General Internal Medicineを勉強しました。1日目のセッションは臨床推論、プライマリケア整形外科、市中感染症、ERシミュレーション、画像診断、消化器アラカルトでした。続いて夜は、美味しい物を食べながらのcase検討。マッシー先生の雄叫びに会場はビックリ!更に2次会では夜景を見ながら、GIMについて皆で熱く語り合いました。2日目のセッションはリウマチ、fever work-up、神経疾患問診、脳梗塞、心電図、透析でした。さて、では次のcaseです。「池田、徳田、塩尻の共通点は何でしょう?」


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医学生のための旭中央病院見学会2013②

今年に入ってからは2回目、今年度としては1回目の学生見学会を開催しました。今回もまた北は北海道から南は長崎まで、全国各地から、旭中央病院の研修に興味のある学生さんたちが集まってくれました。研修プログラムの説明をきき、実際に研修医になった自分をイメージしながらカンファレンスに参加し、その後は院内を見学して頂きました。そして、和気あいあいとした雰囲気の中での先輩たちの生の声。
"AGH~Once taught, Never forgotten"共に学び、成長していく日が来ると嬉しいです!


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1年次研修医のRetreat2013

4月の研修開始からはや5ヶ月が経ちました。これまでの研修については、定期的面談で個別に教育研修部長と振り返りを行っていますが、今回は全員が一堂に会しての振り返りを行いました。1年次研修医はこの日午後からduty offとなり、感染症カンファの後、シニアレジデントである先輩と共に、成田のホテルに向かいました。会議室で時間をかけて話し合いをして、研修における問題点を抽出し、解決策を見つけていきました。この振り返りを今後の研修に役立てていきたいと思います。そしてその後は指導医も合流し、お待ちかねのBBQ!沢山食べて、沢山笑って、大変楽しい時間でした。厳しい暑さにも負けない、熱い志をもった皆さん、ますますの飛躍を期待します!


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Dr. Tammaの来院

Johns HopkinsよりPranita Tamma先生をお迎えしました。Tamma先生のご専門は感染症で、特に小児の感染症を担当されています。症例検討では主に小児科シニアレジデントの発表する症例、感染症科ローテート中の初期研修医が担当している症例について、詳しくご指導頂きました。またlectureでは"Duration of Antibiotic Therapy for Hospitalized Patients: What does the evidence say?"というタイトルでお話頂きました。当院の小児科シニアレジデントの多くが海外研修を希望しているので、Tamma先生と一緒に時間を過ごすことは、大変良い刺激であり、そしてmotivationのアップに繋がりました。


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臨床研究デザインワークショップ2013

今年も徳田安春先生をお迎えして、臨床研究デザインワークショップを開催しました。前半は臨床研究のデザインについて、後半は文献検索の仕方について丁寧に教えて頂きました。今年度は2年次研修医の研究発表会開催日を、例年より少し早める予定です。準備は徳田先生のこのlecture(通称おでん)からスタートし、その後指導医とともに、各種作業を進めていきます。どんな研究発表があるのか、今から大変楽しみです。徳田先生、"おでん"の出前、ありがとうございました!


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シニアレジデントプログラム説明会

院内の初期研修医向けにシニアレジデント(後期研修)プログラム説明会が2日間にわたって開催されました。初期研修医たちにとっては、次年度の自分の進路を考えるにあたり、大変ありがたい情報収集の場となっており、各科のプレゼンに皆熱心に聞き入っていました。既に志望科が決まっている人、数科に絞ってはいるがその中で選択を迷っている人、まだまだ考え中の人と、進捗状況は様々です。2日目の夜には指導医やシニアレジデント研修を既に行っている先輩たちと、プレゼンでは聞けなかったことについても美味しい物を食べながら具体的に教えて頂きました。人生とはそれぞれの場面で選択をしていくということ。その選択にあたっては、誰かの率直なadviceがきっかけとなることが少なくありません。うわさや根拠のない思い込みに振り回されるのではなく、経験というベースのある人から提供される確かな情報を元に、decision makingをして行ってほしいと思います。このような思考のprocessは臨床の現場でもきっと役立つはずです。

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第10回ASAHIクリニカルセミナー

6月8日、9日の日程でASAHIクリニカルセミナー(通称ACS)を開催しました。募集定員を大きく上回るお申し込みを頂きましたが、今回は抽選とはせず、できるだけ多くの方に参加して頂けるよう調整しました。琉球大や鹿児島大、久留米大といった遠くからのご参加も多数頂き、スキルアップの場として活用して頂いていることを大変うれしく感じます。今回も体を動かす系のセッションと、頭で考える系のセッションとをバランスよく組み込んだプログラムで、皆さんに勉強して頂きました。そして勉強して頂くばかりではなく、全国各地から集まったmedical professionalを目指す仲間として、旭が交流の場となっていることも大変うれしく思います。医師としての人生の中で、一人前になろうと、体も頭も使ってがむしゃらに勉強できる期間は限られているかもしれません。キャリアを積むにつれ、他にやらなければならないことが多くなってくるからです。ですから、自分の研修に集中できる時間、環境、やろうとするその気持ち、それがどこで得られるか考えることが必要だと思います。楽にのほほんと過ごす2日間も、何かを習得しようと頑張る2日間も同じ2日間。同じ2日間をどう過ごすか?それは個人の選択かな?この週末に集まってくれた方々は後者を選択した仲間たちですね!"Boys & Girls, Be ambitious, like this old man!"


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Dr. Shahの来院

Johns Hopkinsの感染症科よりMaunank Shah先生を招聘致しました。先生は感染症の中でも特に結核をご専門とされています。当院常連visiting instructorのシュロスバーグ先生がPhiladelphia市の結核コントロールのdirectorであるようにShah先生はBaltimore市で同様のお仕事をされています。Baltimore市の感染症clinicはなんとJohns Hopkinsに隣接しているのです。teaching materialとしてのHopkinsの様々な感染症症例を見せて頂き、日本にいながらにしてHopkinsの研修医が教わることと同じことを勉強させて頂くことができました。そして勿論当院研修医のコンサルトにも丁寧にadviceを頂き、attending doctorとして大活躍でした。研修医A:「わざわざ海外に行かなくてもここで十分勉強できるのではないですか?」指導医X:「海外研修にはまた別の意味もあるのだよ。英語を磨いて行っておいで!」


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北米型ERケースファイル2

東京国際フォーラムにて「北米型ERケースファイル2」を開催しました。昨年から開始したこの勉強会は好評につき、2回目の開催です。今回も前回同様全国各地から、"真のジェネラル"に興味のある方々が集まりました。中には九州から、このイベントのために来て下さった学生さんもいました。さて腹痛という主訴で救急外来を受診した複数の患者さんたち。それぞれの疾患は何か?参加者全員が今救急外来で当直をしているつもりになって、迫りくるタイムリミットの中で診断にtryしました。そして、intensiveなtrainingの後はごはん会で、楽しいひと時を過ごしました。


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診療圏見学ツアー2013

日本列島が強風に見舞われる中も、新研修医は元気に診療圏見学ツアーに出かけてきました。地域医療の研修でローテートすることになっている匝瑳市民病院、東庄病院の場所確認が目的ですが、途中にある観光スポットを回り、仲良くなった仲間たちと美味しい物を食べることも、もう一つの大切な目的です。さあ、これから2年間の長期合宿が始まります!


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シミュレーション実習2013

スキルセンターにて新研修医向けシミュレーション実習を行いました。今年の項目は①結紮・縫合トレーニング、②挿管・気道管理、③動脈穿刺、④静脈路確保、⑤静脈採血でした。各ブースにて指導医、後期研修医を中心とした先輩研修医に手取り、足取り教えてもらいました。そしてその後は反省?飲み会が本日の実習指導責任者、伊藤先生の指揮の下、行われたのでした。新研修医の皆さんには今月中にBLSも受講して頂きます。


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オリエンテーション2013

病棟配属前の約1週間を旭ではオリエンテーション期間として、様々な"new residents on the block"向けプログラムを組んでおります。病院幹部の難しい話から、指導医、先輩研修医、コメディカルによる現場で即必要となることの実践的練習、そして社会人としてのマナーを勉強する接遇講座と内容は多岐に渡っていますが、中でも昼夜連日スケジュールに組まれている青木眞先生の感染症合宿はメインイベントと言えるでしょう。この最初に学んだことの大切さがわかるのは数年後かもしれません。


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平成25年度研修開始式

~Together, Everyone Achieves More~
今日からTEAMの一員となる新しい仲間たち、旭へようこそ! 2年後にどんな医師になっていたいか、将来へのvisionはそれぞれ異なるかもしれません。しかしお互い刺激し合い、学び合い、助け合い、夢に向かって進んでいってほしいと願います。これからここに待っているすべての出会いは、医療人としての自分、そして社会人としての自分をきっと成長させてくれることでしょう。謙虚な気持ち、感謝の気持ちを忘れず、頑張っていきましょう!


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平成23年度研修医の研修修了式

平成23年度研修医の研修修了式が行われました。ベストレジデントは寺田周平Dr.、ベストプレゼンテーション賞も寺田Dr.、最高剖検賞は大橋雄一Dr.でした。また第2回基本的臨床能力評価試験成績優秀者の表彰もあり、寺田Dr.はここでも表彰されました。この試験で川田貴章Dr.は全国5位と大健闘でした。
2年前の4月1日、日本中が絶望と悲しみに暮れる中、強い決意と熱い希望を胸に抱いた27名の若者が医療人として、また社会人としての一歩をこの場所から踏み出しました。月日は流れ、日本の復興とともに27名の若者も立派に成長し、次のステージへと旅立ちの時を迎えています。君はあの時の想いを覚えているだろうか?皆元気にこの修了式の日を迎えられることに深く、深く感謝します。


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平成23年度研修医の研究発表会

平成23年度研修医の研究発表会が行われました。皆それぞれ指導医のアドバイスのもと行った臨床研修の成果を堂々と発表しました。多くの人が正装し、フロアからの厳しい質問にも、自信をもって答える姿はどこへ行っても恥ずかしくないさすが旭の研修医という感じでした。この研究をもとに、更にバージョンアップした研究を進め、雑誌に投稿する具体的計画のある研修医もおり、臨床はもちろんのこと、academicな面でも大変期待がされます。旭の素晴らしさは何かと問われたら、迷わず"人"と答えるでしょう。次の目標を見定め、輝きに満ちた皆さんは私たちの誇りです。
We are so proud of you!


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Dr. Meliaの来院

Johns HopkinsよりMichael Melia先生を招聘しました。ご専門は感染症でHopkins ではfellowship trainingのassociate program directorをされています。UTIについてはuncomplicatedからcomplicatedまで幅広く教えて頂きました。またHIVについても大変詳しく教えて頂き、疑問に思っていたことも解決しました。研修医ばかりでなく、呼吸器外科指導医の吉田先生が治療で困っていたことにも良いadviceを頂き、早速現場で活かすことになりました。今回はMassachusetts General Hospital消化器内科のJoanna Peloquin先生も一緒に来院され、当院消化器のスタッフと一緒に時間を過ごしました。


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Dr.森本の海外研修

小児科専修医の森本健司先生がUCLAへエクスターン研修に行ってきました。前半の2週間は総合小児科、後半の2週間は小児集中治療科を見学しました。総合小児科では主に外来見学を行いました。外来ではレジデントや医学生が診察し、指導医にプレゼンテーションして、方針をディスカッションするところに参加しました。症例は自分が経験するものとほとんど変わらず、方針もほぼ日本と変わりませんでしたが、教育体制や、必要時には多職種がすぐに招集され方針が決定されていく様子は大病院ならではのマンパワーだと感じました。また、症例検討会や抄読会が毎日あり、現場以外でも学ぶ機会は非常に多かったです。集中治療科では病棟を見学しました。スタッフが非常に充実しており、看護師、呼吸療法士が多数関わり診療が行われている様子は魅力的でした。日本では認可されていない治療法や見たことがなかった人工心臓などを見学する機会もありました。フェローの活躍する場が多く、自分のモチベーション向上にもつながりました。休日にはバスケットボール観戦や美術館などを楽しむことができました。滞在中は多くのよい出会いに恵まれ、いろんな話を伺うことができ、今後自分が医師としてどのようなことを目標にしていくか、また何を目指すかを改めて考える機会にもなりました。広い視野をもち、日本の小児医療に貢献していきたいと思います。


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Dr. Eidの来院

Johns HopkinsよりShaker Eid先生を招聘しました。Eid先生はhospitalistであり、当院内科入院症例について研修医のプレゼンをもとに色々と教えて頂きました。1症例に対し、充分時間をかけて、研修医の理解を確認しながらdiscussionをしていく様子はさすが教え慣れしているHopkinsの指導医という感じです。lectureでは"Doc I just fainted": How often is syncope life-threatening?という演題でお話頂きました。先生のご趣味は冬季オリンピックの開催地を巡ることだということで、当院での教育を終えられた後は長野へ向かわれました。


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指導医のためのブレインストーミング

ずっと同じことをしていても発展はない。ただ待っていても何も起こらない。新しいことをする勇気を持たなければ、先へは進まない。研修医の教育においても、自由な発想から新たな可能性を模索し、programをbrush upしていかなければなりません。時は刻々と流れ、それとともに研修医の求めることもどんどん変わっていきます。そのneedsを把握しながら、研修医教育をどうしていくべきか考え、良いmedical professionalを世に送り出していくことがteaching hospitalの責務だと考えます。初期研修のこと、後期研修のことと、この日集まって頂いたteaching professionalの皆さんの議論は夜遅くまで、熱く、しかし和やかに続いたのでした。

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AGH Residency Board Examination & Retreat 2013

1年次研修医のための評価会が開催されました。ローテートした科で研修したことが知識として自分のものになっているか検証するため、午前中は筆記問題を解き、午後はそれについての解説を各指導医から受けました。このAGH Residency Board Examinationは旭の研修の一部として、自分がこれまでに経験したことを振り返る機会となっています。そして評価会の後は、バスでDover of the East(東洋のドーバー)こと、屏風ヶ浦を見下ろすレストランを借り切ってのretreat。美しいsunsetを見ながら、楽しく語り合いました。そして指導医が帰った後、更に研修医たちだけで、2次会、3次会と、旭の夜は更けていきました。


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医学生のための旭中央病院見学会2013年①

今回も全国各地から大勢の学生さんたちが当院の見学会に集まってくれました。学生の皆さんには、塩尻教育研修部長による研修プログラムの説明の後、普段旭で研修医の参加している症例検討会を体験して頂きました。その後は研修医たちとランチを楽しんだり、院内を一緒に見学したり、おやつを食べながら盛り上がったりして頂きました。この中に将来一緒に研修する人も、もしかしたらいらっしゃるかも???


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Dr.林の海外研修

小児科専修医の林健一郎先生がUCLAの小児科へエクスターン研修に行ってきました。前半の2週間は総合小児科、後半の2週間は小児循環器科を見学しました。総合小児科では、外来見学がメインであり、レジデントや医学生と共に数多くのcommon diseaseを診察しました。治療方針の面で当院と大きく異なる点はありませんでしたが、無駄な検査を極力行わない姿勢、急性中耳炎のようなありふれた疾患においても診断根拠を突き詰めさせるきめ細やかな教育は見習わなければならないと感じました。小児循環器科では、日本では珍しい心臓移植後の患者様の管理や成人先天性心疾患の外来、日本では導入すらされていない心室中隔欠損症に対するカテーテル治療を生で見ることができ、今後の進路を選択するうえで大変貴重な経験ができました。休日も、一度は行ってみたかったグランドキャニオンやロサンゼルス自然史博物館を観光でき、心身ともにリフレッシュすることができました。将来クリニカル・フェローとしてもう一度この地で学べればと思います。


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鑑別診断塾⑪

鑑別診断塾を開催しました。今回で11回目となり、参加者の中には常連の方々もいらっしゃいます。今回の症例は肩シリーズでまとめてみました。1症例目は「右肩が痛い!」、2症例目は「左肩が痛い!」でした。勉強熱心な参加者の皆さんたちと一緒に1年次研修医たちはファシリテーターとして大活躍でした。今後も継続して開催していきますので、皆さん奮ってご参加下さい!「君も塾生にならないかい?」


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Dr.竹村の海外研修

内科専修医の竹村浩至先生が姉妹病院であるVA West LA Medical Centerにエクスターン研修に行って来ました。VA hospitalではdivision of nephrologyで研修させて頂きました。基本的にはfellowについての見学が主となりましたが、電解質異常から急性腎不全、また透析症例など多様なコンサルト症例を経験することができました。症例については日本と大きな差はありませんでしたが(患者さまの肝炎・HIVの感染率およびdrug abuseの率が高いのには驚きましたが。)、各症例への掘り下げ方、鑑別や生理学的知識を含めた教育的考察が極めて深いことに感銘を受けました。また研修期間中にはCedars-Sinai Hospitalでのtransplant programを見学する機会も頂きました。米国では日本と比して移植件数が格段に多く、特に同病院は積極的に腎移植を行なっています。中には腎移植4回目の患者さんもいるほどでした。目にしたことのないような珍しい症例も多く、家族性地中海熱によるアミロイドーシスやガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症などが印象に残っています。そして両院での研修を終えた後にSan Diegoで行われた米国腎臓内科学会(ASN)のmeetingに参加し、世界中から多数の医師が集まる中で、最新の情報から見聞を広めることができました。pre-meetingと呼ばれるいわゆるeducational meetingも聴講しましたが、基本的知識と最新の知見とを合わせながらの興味深いlectureでした。日米の医療の違いを感じつつ、鑑別や生理学的知識などの基礎的知識の重要性を痛感し、そして国際学会にて最新の知識を学ぶことができた非常に貴重な35日間の海外研修でした。


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UCLA小児科との交流

新しい年の始まりとともに、新しい交流が始まりました。これまで海外エクスターン研修の希望者は内科系、外科系が多く、小児科の希望者はいませんでした。このたび初めて小児科専修医の海外研修希望があり、今年よりUCLA小児科への派遣が始まります。この新しい交流が始まるにあたり、当院小児科主任部長本多Dr.と新生児科部長松本Dr.が最初のエクスターンとして研修を始める林Dr.とともにUCLA小児科を表敬訪問しました。Department of PediatricsのChairであるDr. Sherin DevaskarとNICUのChiefであるDr. Uday Devaskarとの会食では情報、意見の交換をし、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。旭の研修programはまた新たな一歩を踏み出し、更に進化を続けます!

~Every day is a new beginning of this journey of our lives.~


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